広島

広島レモン

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ハウスのグリーンレモンは、エメラルドグリーンと言って贈答用に供されるなど評価が高い。
露地ものは、形の悪いものは加工用にするため出回らない。防腐剤が少なく、農薬も必要以上使わない。

食味アイコン 食味

旬の時期より早い時期に出荷するグリーンレモンは、香りが強い。イエローレモンは、果汁が多く、旨味がある。
(レモンは、香りと酸味を楽しむもの)

調理・加工アイコン 調理・加工適正

果汁として利用。スイーツなどにも使用。塩レモンや、ポン酢の代わりとして。凍らせて皮ごとすりおろしての使用も可。

生産規模 197ha、5,980t、生産者は約1,000人。(柑橘年は8月から7月のため、平成26年度実績、7月末)
国内の6割を占める。
年間通じての販売。露地では、10・11・12月はグリーンレモン、1〜4月はイエローレモン。需要期は夏期であるため、イエローレモンを冷凍貯蔵して6・7・8月も販売。7月下旬から、8・9月出荷用にハウスで促成栽培。年間通じた販売を可能にしている。
生産の見通し 1万tをめざし、増産。
栽培のきっかけ 明治31年に呉市で栽培が始まる。柑橘類は雨・風に弱いが、瀬戸内は雨が少なく、山脈で風雨に守られ育つ。(風雨が少なく、キズも少ないため、防除・農薬の使用も少なく済んでいる。)栽培が継続されている。
現在の取引先 全国の青果市場
外食・中食との取引の意向 一部ある。市場の仲卸を通じて、バーなど飲食店に行っている。直接取引は少ない。“今日、3個持ってきて”、に対応できない。
子会社のジュース工場があり、果汁として販売。
その他 ・年間供給体制を構築している。
・防腐剤不使用。皮ごと使用するので無農薬。
・栽培する上では、棘があるので棘を取る、勢いが強い木なのでぐんぐん伸びるため、枝・こづえを剪定すると共に肥料管理。

お問い合わせ先

JA広島果実連合会広島支所

電話アイコン TEL050-3541-4604

広島菜

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太田川と古川に囲まれた砂壌土で水はけの良い野菜の栽培に手している広島市安佐南区の川内地区の土地でおよそ50軒の生産農家が広島が誇る伝統野菜「広島菜」の生産に励んでいます。
1株2キロのサイズとなる広島菜は、ほぼ漬物に加工されています。11月初旬から1月末までは露地で栽培され、霜が降りることに甘みを増す最盛期となります。ハウス栽培とあわせ2月末まで出荷は続きます。
「広島菜漬」は信州の野沢菜漬、九州の高菜漬とともに日本三大菜漬と評され日本を代表する漬物。
鮮やかな緑色の大きな葉はシャキッとした歯ごたえと豊かな風味が特徴で、広島の冬の味覚を代表する特産品「ふるさとの名品」としてお歳暮などの贈答としても需要が増えています。

食味アイコン 食味

あっさりした味で、独特の辛みがあり、シャキシャキとした食感。川内地区の土壌で栽培すると、筋がなく柔らかい。とろけるような葉。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

浅漬けや古漬などの漬物。古漬をみじん切りにして、つくだ煮のような使い方も可。細かく切って、ピラフやスパゲッティに入れてもおいしい。また、コンビニでは、のりの代わりにおにぎりに巻いた「広島むすび」も販売されており、おいしい。

生産規模 川内地区で40戸くらいの生産者。生産量は1,000t/年。
生産の見通し 後継者も育ってきており、今後も拡大する予定。
栽培のきっかけ 元々は、京野菜で、50年ほど前までは、京菜と呼んでいた経緯がある。現在でも、発育途中の小さい株は、小京菜(こぎょうな)として流通している。
広島で栽培されるようになったきっかけとしては2説あり、一つは、江戸時代の参勤交代の途中で、観音地区に入り、品種改良されて今の広島菜になったというものと、もう一つは、明治時代川内地区の地元民が京都へお寺詣りした際、種をもらって帰り、その後、品種改良されて現在に至るというものがある。2説あるが、以来、何十年も種を農家で自家採取し広島で栽培されてきた。
現在の取引先 JA、漬物業者(30箇所以上)
外食・中食との取引の意向 業者を通じて、ファミリーレストランなどへ流通している。
その他 ・登録農薬は、非結球アブラナ科など、登録農薬の幅が広がってきているが、それでもまだ少ない。
・伝統野菜を守る価値について
市から近く、農地が宅地化されてきている。農業を続ける若い人に広島菜の栽培をバトンタッチしていきたいため、よその産地のものを持ってきて栽培することはよくない。やはり、川内で作った広島菜で漬物を作っていきたい。近隣の小学校の子どもとの種蒔きも20年ほど継続している。
・2回漬ける
荒漬け(水洗いして塩づけ)し、中漬け(=本漬け)し、漬け上げ(終了)の行程。

お問い合わせ先

倉本 守

広島市安佐南区川内3-13-6

電話アイコン TEL(082)877-3791(担当:倉本 守)

お問い合わせ先

JA広島市 推進企画室

電話アイコン TEL082-831-5914

矢賀ちしゃ

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肉厚で硬くて赤みが深く、ちぢれが細かく苦味がある。

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肉厚で硬くて赤みが深く、ちぢれが細かく、苦味がある。

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生食、塩さばと混ぜてもむ、寿司の具材として

生産規模 生産量は少ない
生産の見通し 減ると思う
栽培のきっかけ 広島で保存されていた矢賀ちしゃの種を使って栽培開始した父を受け継いだ。
現在の取引先 直売店、マックスバリュー、居酒屋
外食・中食との取引の意向 単発的に居酒屋6、7件 (電話注文を頂いてから、量があれば出せる)
その他 冬野菜であるため、苗を作って、年内取りと年越して取るものと作付あり。
栽培は難しいものではないが、定植は極寒の時期は避けるようにしている。

お問い合わせ先

JA広島市 推進企画室

広島市安佐南区中筋3-26-16

電話アイコン TEL(082)831-5914