石川

加賀丸いも

メイン画像
食材画像

▼ 他の写真を見る

食材画像

丸い形状と非常に強い粘りが特徴的なヤマノイモです。

食味アイコン 食味

短冊に切って三杯酢で和えたものであれば、シャキッとした歯ざわり。とろろで食すれば、ふんわり感と粘りの強さがのどに伝わってくる。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

食べ方は豊富だが、代表的なのは「とろろ」。強い粘りのとろろにだしを入れ、熱々のご飯にかけていただきます。他に酢の物、団子汁、磯辺揚げ、お好み焼、ピザ、チップス。菓子や麺類、かまぼこのつなぎとしても活用されている。

生産規模 生産者20名 栽培面積6ha
生産の見通し 連作が出来ないため、作付適地の確保が難しい。また作業の機械化が困難で手作業主体となっているため、面積の拡大や後継者の確保が困難。
(1年作ったら、2年間は水稲、3年から丸いも栽培)
栽培のきっかけ 大正年間に、お伊勢参りの土産とした「伊勢いも」を栽培したのが始まりと云われている。昭和9年の手取川の大洪水にて、生産地に川砂が堆積、形状が丸くなる土壌となった。
(それまでは伊勢いもと同じで丸くなかった。元々湿田で泥地帯であったが、川砂が混じり土壌密度が粗くなった)
現在の取引先 贈答用での直接取引・関西の卸問屋・食品加工業者・自店加工事業・地元酒造メーカー・ゆうパック
外食・中食との取引の意向 形状の良いもの(丸いもの)は、贈答用での販売となるため、規格外品の利用を希望している。
(贈答用が多いため、加工は少ない。規格外品の多少は年によってムラがある)
その他 すり下ろしたとろろをつまみ上げると2〜30㎝も伸びる。粘りの成分ムチン(蛋白質・マンナン・リン酸が結合したもの)が長いもより多く、水分含有量が少なくて強い粘りがある。栄養価も高く、ムチンは胃潰瘍などの予防にも良いとされ、蛋白質の吸収を促すため消化吸収が良くなり、疲労回復や滋養強壮にも役立つとされている。また、授乳期の母親が食べると母乳がたくさん出るとも言われている。

お問い合わせ先

JA根上 丸いも部会

石川県能美市五間堂町丁68

電話アイコン TEL0761-55-1508(担当:澤田 秀雄)

中島菜

メイン画像
食材画像

▼ 他の写真を見る

食材画像食材画像食材画像食材画像

能登の伝統野菜。能登周辺・旧中島町周辺で広まる。生産量の6〜7割を地元で消費している。

食味アイコン 食味

苦味、辛味があり香りがよい。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

漬物、お茶(粉末、液体両方)あえもの(酒かす、ごま、ピーナツ、白あえ)味噌汁、てんぷら、サラダ(生食、春先収穫のがベスト)きのこと一緒にいためる、粉末にして白玉団子

生産規模 58戸、5.6ha
生産の見通し H29には6.5haまで増やす予定
栽培のきっかけ 昭和40年代には作っていたが、廃れてしまった。平成13年から、県の農業試験場で、血圧を下げる効果があることがわかり、平成15年に、役場とJAが連携して、産地価値を追求するために、生産を開始した。当初は30戸だった。旧の中島役場から生産者の募集があり、始めてみた。
現在の取引先 JAのみ
外食・中食との取引の意向  -
その他 血圧を下げる効果

お問い合わせ先

JA能登わかば営農部

電話アイコン TEL0767-53-8502