神奈川

相模半白節成(さがみはんじろふしなり)

メイン画像
食材画像

▼ 他の写真を見る

食材画像食材画像食材画像

果実の半分が白っぽく、ごつごつと太く短い姿。
皮は硬めで見た目はごついが胡瓜本来の風味がおいしい。
肉質が締まり、バリッとした食感の皮までしっかり噛みごたえがあるので漬物・サラダに最適。

食味アイコン 食味

普通のきゅうりよりも皮が堅いため、シャキシャキ感がある。味は昔ながらのやや苦みがある。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

皮が堅いため、漬物やサラダに。

生産規模 3戸。面積は10a(1反)もない。基本は露地栽培。1軒は一般のキュウリと同じものを栽培し、もう1軒は露地栽培。
生産の見通し 市場からの要望があれば、面積を増やすだろう。現状維持。
栽培のきっかけ 明治時代から栽培されていた在来種の「馬込(マゴメ)半白節成」を、昭和4年に消費者嗜好に合わせて、品種改良した。その後、緑のキュウリ(ブルームレス)に変っていった。(昔のキュウリは白い粉(ブルーム)がふいていたが、粉が出ない、現在出回っている粉がふかないキュウリに変っていった)
現在の取引先 直売所他
外食・中食との取引の意向 契約しても量が納められない。
その他 生産者がこの節成の栽培を続けているモチベーションは、昔から平塚辺りで栽培していた、昔ながらのなつかしい味を残していきたい、という思いにあります。一度、その味を食べてみてください。

お問い合わせ先

湘南農業協同組合 営農販売課

電話アイコン TEL0463‐58‐7799(担当:木村)

開成弥一芋

食材画像

▼ 他の写真を見る

食材画像食材画像食材画像食材画像

旬の時期画像 開成町に由来のあるサトイモ‘弥一’を復活させ、町の特産物として栽培されている。親芋を原料とした焼酎「やいちろう」も醸造している。イモの特性は粘りがあり、甘みのあることで、株当たりの収穫量も多い。平成25年に、「開成ブランド」第1号として認定されている。

食味アイコン 食味

白っぽく、ねっとりしている。少し甘味がある。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

煮つけ。カレー。煮崩れしにくい。スライスしたり、粉末にして、そば・うどんの中に入れるなど(粘り気が出る)、様々に調理可能。

生産規模 60a。13〜16t/年。
生産の見通し 平成26年は9-10tだったが、平成28年は13-16tへと増産。今後も増産していく予定である。
栽培のきっかけ 弥一芋は金井島出身の弥一郎さんが栽培していたものを、足柄地区にも分けてもらったもの。明治前よりねっとりとおいしい。戦後、流通が発達し、米栽培の方に力が入り、栽培されなくなった。平成22年に神奈川県農業技術センターが冷凍保存していた弥一芋を譲り受け復活させた。町でも県の特産品を作っていこうという方針があり、弥一芋のプロジェクトができ、平成23年から研究会ができて栽培している。
現在の取引先 学校給食。大手量販店。JAの直売所。ユーコープなど。
外食・中食との取引の意向 まだ量が足りないため、意向はない。
その他 市場取引は考えておりませんが、今後増産の予定ではありますが、まだ量が足りないので、予め話し合いができる直接の契約を希望します。研究会主催で一般消費者を対象に年一回、芋煮会やレシピコンテストを開催するなど地域と深く結びつきながら、開成弥一芋の普及に努めています。

お問い合わせ先

開成弥一芋研究会

電話アイコン TEL0465-82-4301(担当:武藤)