長崎

ゆうこう

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旬の時期画像 外海地区、土井の首地区に自生していたが、新種として認定された。平成20年10月には、イタリアのスローフード協会国際本部により、食の世界遺産「味の箱舟」に認定された。一般的な香酸柑橘に比べ、酸味がやさしく甘味が少しあり、素材を引き立てる。
機能性あり(脂質代謝改善作用を有する:大学研究報告)

食味アイコン 食味

糖度は10度以上で、甘味を感じる酸っぱさ。強い酸味は感じない。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

マーマレード、かりんとう、漬物などの加工が可能。リキュール。パンや麺に織り込んだり、酢や酒にも入れることができる。

生産規模 苗木の配布は38名、本数として650本。生果の出荷者は15名(平成27年度)。
生産の見通し 平成27年度 4.5t、平成28年度 7t、平成29年度 9t、平成30年 11tを目標としている。苗から植えているので、今後はもっと安定するとみている。今後はどんどん量を増やしていく。
栽培のきっかけ 長崎市より支援として苗木の無償提供があったことに始まる。
現在の取引先 生果販売 菓子・ポン酢等加工業者 酒造会社 など
外食・中食との取引の意向 加工品を販売。
その他 ・成分は他の柑橘類に比べ、有効成分が多い。健康食品として販売している。
・剪定作業はあるものの、摘花はする必要がなく、栽培しやすい。

お問い合わせ先

道の駅「夕陽が丘そとめ」

長崎県長崎市東出津町149番地2

電話アイコン TEL0959-25-1430(担当:川添)

雲仙こぶ高菜

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1947年に戦前より種苗屋を営んでいた峰眞直さんが戦後中国から引き揚げて来た時に、大変おいしい高菜ということで持ち帰りました。雲仙の地に適した品種改良を行い、1950年第までは地域で栽培されていましたが、収量が少ない、こぶが規格外、土石流で畑が全滅するなどで栽培されなくなっていきました。そこで、2003年に行政と一緒に、次世代の若い農業者も巻き込んで、「雲仙こぶ高菜再生プロジェクトチーム」を立ち上げ、復活させました。2008年には、2008年には、イタリヤスローフード協会国際本部より、日本で唯一、プレシディオに認定されたスローフード国際本部プレシディオ認定食材です。

食味アイコン 食味

セロリー、みずななど、さわやかな味。生食できるのはこの高菜のみ。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

油・火と相性も良く多様な調理に合う。生食も可で万能野菜。こだわりの味で塩でも食べることができる。

生産規模 現在1ha〜1.2haで生産量は10t。(当初、10年前は0.1haで50kg)
生産の見通し もっと増やしたいが、農薬を使わないことから少々難しい。生産者はJAS有機を持っていたり、或いはJASに関わらず、土づくりにこだわった人だけ11人を集めている。(微生物で土づくり)
栽培のきっかけ 雲仙の地で栽培されていた伝統野菜を復活させるため、「雲仙こぶ高菜再生プロジェク」トチームを立ち上げ、種を守る、土を作る、消費者とつなぐということをゼロからスタートしてやってきた。
現在の取引先 (有)ハーバルサンケイ/(株)鳥和/(株)ホテルオークラ/ANAクラウンプラザホテル長崎/ウェスティン都ホテル京都など、質のわかる所との取引。量に関しては、最初にこれだけしか出せないということを明確に伝えている。
外食・中食との取引の意向 質のわかるレストラン・ホテルとのお取引を希望します。
その他 生産者管理をしっかりして、種の管理をきちんとしています。量産することよりも、先人が作ってきた伝統野菜を守り育むことを大切にしています。
2015年ミラノ万博にも5/9〜5/19出展しました。今後は世界にも発信していきます。

お問い合わせ先

農事組合法人守山女性部加工組合

電話アイコン TEL0957-38-2641(担当:馬場)