滋賀

アドベリー

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果実の大きさ 8g〜15g
葡萄茶(やや紫を帯びた暗い赤色味)
平たい種
蔓状に長く延び、とげがある
市場出荷では、アドベリーの生果実は日持ちがし難く(1〜2日で傷む)、生産量が限られているため、冷凍果実での出荷が主になります。契約取引の場合は、商標使用許可の申請が必要になります。また、収穫量に限りがあるため多量出荷については要相談となります。

食味アイコン 食味

酸味があり、爽やかな甘さ

調理・加工アイコン 調理・加工適正

果実の種を取り除きピューレ状にしたものをスイーツや飲料などに加工します

生産規模 生産者8名、70a
生産の見通し 平成17年度 1.0t
平成28年度 5.0t
栽培のきっかけ ・道の駅(藤樹の里あどがわ)の新規開設にあたって、商工会を中心に特産品開発の取り組みを進めていたところ、ニュージーランドが最大の生産国である健康果実「ボイズンベリー」を知る。
・平成15年に農業者・加工業者・流通業者が提携して「アドベリー生産協議会」を設立。日本初のボイズンベリーの産地化に取り組む。
・平成17年度のジェトロの産業交流事業に採択。苗の提供、栽培指導をニュージーランドから受ける。
・アドベリーは日本では新種果実であったため、農薬は一切使用できず、また、ニュージーランドとの気候の違い等課題は多かったが、試行錯誤の末栽培に成功。
現在の取引先 道の駅 藤樹の里あどがわ
外食・中食との取引の意向 登録商標の関係によりアドベリー生産協議会の会員か商標使用許可を受けた商品のみの販売となります
その他 1.アントシアニン
①微小血液循環の改善(毛細血管)
②静脈血流の改善
③酸から腸管の保護
④視力の向上
⑤肝臓障害の予防(ボイズンベリーアントシアニン)
⑥糖尿病過酸化の抑制 ( 同上 )

2.フェノリックス
①更年期障害改善
②抗酸化作用

3.葉酸
①核酸・アミノ酸の代謝に必要
②抗貧血性、血球均衡保つのに必要
③細胞や組織の代謝に必要

お問い合わせ先

アドベリー生産協議会

〒520-1217 滋賀県高島市安曇川町田中89 (高島市商工会内)

電話アイコン TEL0740-32-1580

杉谷とうがらし

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旬の時期画像 甲賀市の杉谷地区でのみ栽培されています。形はシシトウに近く、
果実は曲がりやすく、先詰まりしている。
皮は非常に薄く、癖がなく若干甘みも含む。

食味アイコン 食味

皮が非常に薄く、クセが無いため、サラダ等にも使用される。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

焼き物、炒め物、サラダ等色々な料理で使用されている。

生産規模 栽培面積 16a
栽培戸数 8戸
年間出荷量 0.5t
生産の見通し 高齢化が進み生産者が徐々に減少傾向にある。
甲賀市甲南町杉谷地区での栽培で生産者が増えないのが現状だが、販路が増えれば、生産者も増える。
栽培のきっかけ 昔から甲賀市甲南町杉谷地区で栽培されている。
現在の取引先 コープしが、飲食店等
外食・中食との取引の意向 納品先
管内 8戸
県内 7戸が取引先をもっている。
今後、他府県への販路拡大に繋げて行きたいと考えている。
その他 -

お問い合わせ先

甲賀農業協同組合 営農部 園芸販売課

〒528-0005 滋賀県甲賀市水口町水口6111-1

電話アイコン TEL0748-62-0393(担当:田嶋 伸行)

杉谷なすび

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旬の時期画像 皮が柔らかく、皮ごと食べられる。甘みがあり、肉質は緻密であり、
煮くずれせず、油によく合います。

食味アイコン 食味

皮が柔らかく、皮ごと食べられる。甘みがあり、肉質は緻密であり、
煮くずれせず、油によく合う。
形は直径10p程度と大きく、やや楕円形、丸なす系の「巾着なす」の一種。
色は極めて濃く、表面にはきれいな照りがある。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

田楽や揚げなすとして食することが最適。
煮炊きしても煮くずれしない。

生産規模 栽培面積 11a
栽培戸数 4戸
年間出荷量 0.3t
生産の見通し 高齢化が進み生産者が徐々に減少傾向。
甲賀市甲南町杉谷地区での栽培で生産者が増えないのが現状だが、販路が増えれば、生産者も増える。
栽培のきっかけ 昔から甲賀市甲南杉谷地区で栽培されている。
現在の取引先 コープしが、飲食店、量販店等
外食・中食との取引の意向 納品先
管内 8戸
県内 7戸
取引先がある。
今後、他府県への販路拡大に繋げて行きたいと考えている。
その他 -

お問い合わせ先

甲賀農業協同組合 営農部 園芸販売課

〒528-0005 滋賀県甲賀市水口町水口6111-1

電話アイコン TEL0748-62-0393(担当:田嶋 伸行)

北之庄菜(きたのしょうな)

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旬の時期画像 江戸時代からこの地域にあった野菜。一時自然消滅したが平成3年、県の指導で生産が再開された。「北之条菜」との名称も聞かれるが、滋賀県では昔から「北之庄菜」である。
北之庄菜はかぶの仲間です。光が当たる地上部は紫紅色で地下部は白。しもぶくれのようにぽっこりしたお尻が特徴です。葉は全体が緑で、茎と葉脈のみ紫紅色をしている。
適度な甘味と辛味があり、漬物のほか、サラダや炒め野菜、おひたしに適している。

食味アイコン 食味

基本はかぶの味。肉質は緻密でほのかな甘味と辛味がある。適度な食感がある。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

サラダなどの生食に適する。
煮込み料理にも適する。
辛味を活かしてきんぴらなどの炒め物にも活用可能。
パリッとした大きな葉は甘味と辛味があり、炒め料理やおひたしにすると味わいを活かすことができる。
漬物には最適。
ポトフやスープなどに向いている。

生産規模 -
生産の見通し -
栽培のきっかけ 西日本では「水郷」で知られる近江八幡の北之庄地区で、江戸時代の末期から栽培されてきた近江地方の伝統野菜である。当初は漬物用としての自家栽培が主だったが、食生活の変化とともに昭和40年頃には自然消滅した。
その後、平成13年頃になって、ふとした偶然から「北之庄菜の種」が発見され、同時にその味を見直されて再び栽培が始まった。
この頃、滋賀県の農業研究センターが滋賀県の育成野菜として普及させることを目指し、地元の農家を中心として育成栽培を行った。
現在の取引先 今は近江八幡市内が100%で、市内の野菜直販店はぬか漬け・しょうゆ漬けとして販売されている。また、市内の学校給食や料亭では懐石料理の中で「野菜の膳」として「北之庄菜と生野菜贅沢菜」の1品として好評です。
外食・中食との取引の意向 日本料理の店などでは取り扱えると考えられる。
その他 カルシウムが多いこと。

お問い合わせ先

グリーン近江農業協同組合 八幡北支店 営農経済課

〒523-0896 滋賀県近江八幡市多賀町614

電話アイコン TEL0748-32-3317(担当:中川)

まぼろしの伊吹大根

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旬の時期画像 米原市伊吹地区で栽培されている伝統野菜。形は長さが15〜20cmの小型の寸胴型で、尻は丸くて根は太短く末端は鼠の尾のように細い。首の部分と葉は葉柄、葉身ともに紫赤色を帯びつやがあります。
独特の辛みはそばの薬味として適していますが、その他、漬物、煮物などとしても幅広く利用可能です。

食味アイコン 食味

食べてから2〜3分して辛くなる。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

きめが細かく、水分が少ないため、おろし大根にすると90%の歩留まりがある。そのため、おでんや蕎麦の薬味に使用。おろしドレッシング・業務用ドレッシング(焼肉・焼き魚に適している)も可。形が原型から違うものを加工用としている。

生産規模 生産者26名。平成21年は15aだったが現在は65a。1万〜2万本と幅があり、採れる時もあれば、採れない時もある。
生産の見通し 栽培が大変と言われているのは、原種で出来ており、いろいろな形のものが出来て、伊吹大根らしい形が揃ったものが中々できないことに由来する。特に栽培上の工夫はしていないが、土から抜いて初めて形状確認する。
原型に似ているもの30本をJAへ持っていき、栽培してもらって、種を作ってもらっている。今後も県の特産品として栽培。
栽培のきっかけ 1697年日本農業全書に辛み大根の記載があり、江戸時代から蕎麦の薬味として栽培されてきた。
現在の取引先 ホテル、大津の旅館。レストランなど。
外食・中食との取引の意向 一回の調理には、1本あれば十分であるため、これから加工品を増やしていく予定です。
ふろふき大根やぶり大根、大根ステーキにしていきたい。
その他 伊吹山の標高280〜300mの雪の下で、栽培が大変なものをまぼろしの伊吹大根と言い、それ以下の標高で栽培するものを伊吹大根と言います。
平成21年頃から滋賀の野菜魅力向上事業で、13品種の中に入っています。
直接取引では代引きでの送付ですが、送料を注文者に負担して頂いております。

お問い合わせ先

有限会社 伊吹の里・旬彩の森

電話アイコン TEL0749-58-0390(担当:伊藤)

下田なす

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旬の時期画像 湖南市の下田地区を中心に栽培されている甲賀の伝統野菜。明治以前から栽培されていると言われている在来種のなすです。
60〜80g/個の小ぶりのなすで、皮は薄く、実は柔らかい。また、水分を多く含み、生で食してもアクが少なく、ほんのり甘みがあります。

食味アイコン 食味

ナス特有のえぐみがない。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

普通のナスより用途は広く、採りたては生食も可。漬物、焼きナス、煮炊きに使える。

生産規模 90a
生産の見通し 今後も継続。水ナス系で、栽培期間が長い。連作障害を避けるため、圃場を毎年変えて栽培している。
栽培のきっかけ 昔から作っていたナスで、地域の中で広げ、客がついてきた。湖南市の中では広がっている。
現在の取引先 青果卸業者、加工事業者、飲食店等
外食・中食との取引の意向 飲食店は量販店よりも認知度を上げる上で、一番宣伝になると考えています。メニューになり、その場で食べておいしいことがわかるということは大変効果があることです。
その他 量販店では料理方法がわからないことや試食の時間もないですが、外食なら、メニューで直にお客さんに紹介して頂けるので、大変期待しています。

お問い合わせ先

JAこうか 園芸特産販売課

電話アイコン TEL0748-62-0393

日野菜

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旬の時期画像 日野町鎌掛地区で発祥し、室町時代から栽培されているといわれているカブの一種です。太さは100円玉程度、長さ30cm程度のすんなりとした細長い姿で、根の上部が紅紫色で下の部分が白色。
名前のいわれは、500年前に発見した領主が宮家に漬物として献上した際、おいしいということで、『日野の里のさくら漬け』「近江なる ひものの里の さくら漬け これぞ小春の しるしなるらん」と歌を詠み、以来、日野菜と言われる。

食味アイコン 食味

生で食すると、少し辛味のある風味がある。ピリッとした辛さを、当地では「たたからい」と言う。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

甘酢漬け。ドレッシング。

生産規模 40t/年間。約40戸(日野菜生産部会)。延べ面積6ha。
生産の見通し 増産していきたい
栽培のきっかけ 室町時代に日野町の山間で発見された野生の株が守られ、種取りから生産までこの地域で行っている伝統野菜。
現在の取引先 市場出荷した時期もあったが、現在は、漬物として、甘酢漬けとしてJAグリーン近江で販売。学校給食には、甘酢づけにして出す。
生で出荷する場合は、レストラン・ホテルや仲卸に出荷、量販の地場産コーナーにも置いてもらう。
外食・中食との取引の意向 皿に乗るようなミニ日野菜の要望がレストランからあり、ミニ日野菜も栽培している。
その他 一般的には漬物に用いられますが、最近では西洋料理への利用など新たなニーズも生まれています。
葉も濃い紅紫色で食することができます。
ミニ日野菜のような小さなサイズでは、水分の蒸散があり、鮮度の点で市場に向かない点もありますが、レストランなどは、鮮度のよいものを使いたい上に、使い切りたいので、注文があります。

お問い合わせ先

JAグリーン近江 日野東支店 営農経済課

電話アイコン TEL0748-52-2212